プログラミングの自由度が上がると!
- 2017.10.25 Wednesday
- 10:00
JUGEMテーマ:コンピュータ
プログラム開発の仕事を始めた頃はパソコンまだ無かった。
コンピュータと言えば汎用機と言われる高価なものだった。
数億円はするようなもので、大きな部屋全体に本体と周辺機器が並んでいた。
この頃は、画面のデザインは、80文字が25行を表示できる程度だった。
必要な情報を並べるだけで自由度は非常に低かった。
従って画面に表示する項目などについて要望があるもののデザインについては
あまり考える余地がなかった。
パソコンが発達して画面からの入力方法が多様になり自由にデザインできるようになった。
それと同時にパソコンの普及で表計算ソフトなどが安価に使用できるようになると
顧客から画面のデザインに関する要望が出始める。
文字の色や書体、背景の色など多岐にわたる要望が出る。
表計算でできることが開発するプログラムでもできるのだが、比較的簡単なことと
結構難しいことがあり、顧客はそんな事情は考えずに要望を出す。
難しいことを言う顧客に対してこんなことを良く言った。
「・・・この表計算を作るのに一体いくらかかっているのか知っていますか?・・・」